ベランダ防水のお話

こんにちは。辻原です。

先日柏原市の方からご連絡いただきまして、「壁の塗装が剥がれているので見てほしい」とのこと。

調査しに行ってみると

確かに塗装が剥がれています。

見上げてみると

ベランダ下の軒も剥がれています。

この場合ベランダ防水の劣化による水漏れが疑われます。

早速ベランダを調査します。

これが塗装剥がれの真上です。

写真ではわかりにくいですが、上に乗ってみると床がかなりたわみます。やはり防水の劣化でどこかから水が漏れているようです。

調査の結果、水漏れの個所は排水溝の中(写真右上の穴の中)ということがわかりました。

流れとしては、、排水溝の中が劣化により破損→そこから水漏れ→内部の木を侵食して腐食→さらに下に流れて壁の内側に湿気がまわる→湿気で塗装がめくれる。こんな感じでしょうか。

早急に修繕が必要です。相談の結果、すぐに工事することになりました。

作業内容はこんな感じです。

①浮いている防水層を剝がす

②下地の痛んでいる部分を修繕

③防水施工

④ベランダ下、塗装が剥がれている部分の修繕

簡単に書きましたが、なかなか大変な作業です。

防水層を切ってめくると、やはり下地が腐っていました。それもかなり下の方まで腐っています。結構長い間水漏れしていたのでしょう。

ベランダでも屋根でもそうですが、水漏れってなかなか気づかないんですよね。気付いた時には重症・・・というのはよくある話です。

 

今回水漏れの原因になった排水溝の中も防水しなおしました。

塗装も防水も劣化しきる前の工事が基本です。

今回は水漏れからかなり期間が立っていたので工事も大規模になりました。防水だけでなく、下地の大規模修繕やめくれてしまった壁・軒の塗装も必要だからです。

これが水漏れ前なら、「今ある防水の上から防水をする」だけですむんです。

費用も工事期間も3分の1程度に収まります。

なんでも早めがいいのはわかるけどこれが難しいんですよね(^^;

これを見た皆さんもたまにベランダの防水チェックしましょうね。

そして少しでも怪しかったらプロに見てもらいましょう。

もしどこをどう言う風に見ればわからないなら、その時も見てもらってください。

今は大体どこの業者さんも点検は無料でやってくれます。

当店でもももちろん無料で点検させていただいております。

気軽にお声がけくださいね(^^)

 

ほんと防水ってすごく大事。